ミラーで後ろを見ると後続車がいない、ラッキー!ほとんど止まるまで速度を落としカードを差し込んだ。やった、間に合った。
そして、バーが・・・・・・ぁ?今、バーが開いたのか!?なんだか、バーの真ん中をすり抜けてきたような・・・・。
自分のETC装置は、感知すると左の写真のように緑色のLEDが2つ、数秒のあいだ点灯するのだが、見逃したのか?点いていない・・・・。
んな、馬鹿な。以前もカードを入れ忘れてバーにガーンとあたってしまった経験がある。(車は、フィット)そのとき、おもったことは、「バーって意外と柔らかいのね」・・・・・。
そうだよ、開かねば、ぶつかるはずだよね!もしかして、ソニカはすり抜けちゃう!?などと、思いつつ・・・・・降りるインターへ到着した。はたして、バーは開くのだろうか・・・・・。開かないときのために、バー真ん中をめがけて通過!
いつもは、200円と表示が出るのだが・・・・・でない!ぁ!?やはり感知されていなかったのか。と、仕事をしている自分・・・・・、まてよ、これって「無賃乗車とか、無銭飲食とか、同じじゃないの!」血の気が引いていく。
やばい、逮捕されてしまうかもしれない。なぜ、あのとき公団事務所へよってこなかったんだ。これは、やばい、えらいことになるかも・・・・・。
そんなわけで、お昼休みにインターの公団事務所へ・・・・・。
「ぁの~、ETCのことで・・・・今朝、○×△□※∵▲◎◆と、いう訳なんですけど・・・・」
「ぁ、もしかして7時23分ではありませんか?」
「ぇ~っと、たぶんその時間だと思います」
「ちょっとまってね」
事務所の奥の方にいった。話し声が聞こえる、「ぉ、来てくれたんだ」・・・・・、ぅ~む、あまり怒ってはいない雰囲気のような・・・・・。と、先ほど職員の方が手にA4用紙を持って戻ってきた。
なにやら、通過リストのようなものを見せてくれる。そこには、なんと、07:23 強行突破 なる、文字が手書きで書いてある・・・・。しかも赤色で書いてある。そして、「青色」という文字が・・・・・・自分の車体の色だ。
「7時23分、強行突破ね」
「はい、これです、私の車は青色ですから・・・・」
「これね、強行突破ですよ、強行突破・・・・」
「強行突破」を繰り返す年配の職員、でも、なぜか、ニコニコと微笑んでいる。自分は、血の気が引いている。も、もしかして、このまま警察に引き渡されてしまうのかもしれない・・・・・。
隣には、高速交通機動隊(仮称)の詰め所があるのだ!
「ぁの、ど、どうすればいいですか。」
心臓は、ドッキンドッキンしている、冷や汗がにじんでくる。
「ぁ!?お金を払ってもらえればいいですよ」
なんと、意外な?返事。
「払います、払います、払います、いくら払えばいいですか」
「現金?それとも、このETCにする?」
「ぇ、ETCで支払い、いいんですか?」
「いいですよ」
「すいません、じゃぁ、ETCでお願いします」
とっさに思った、こうした方がETCの記録に残るはずだし「強行突破」のデータもなくなる?だろう。
「きょうは、1回しか乗ってない?」
「ぇ、はい、1回です」
「じゃ、通勤割引が効きますから、200円ね」
「ぁ、わかりました。ありがとうございます。どうもすいません。」
なんだか、通勤割引まで気を使ってもらってしまって、ドキドキしていた不安な気持ちは、なくなっていた。良かった・・・・。
「領収書、要ります?」
「ぇ、領収書ですか・・・・、す、すいませんお願いします」
後々のことを考えて、領収書はもらっておいたほうが良いだろうと直感して返事をした。すいませんでした、領収書まで気をを使って頂いて・・・・。
最後に、「どうも申し訳ありませんでした。ありがとうございました」と、頭を下げる。「ありがとうございました」と、言われて恐縮至極なのでした。てっきり、怒られて「念書」見たいなものを書かされるか、逮捕されるかと思っていたんだけれど、よかった、ほんとうに、良かった・・・・・。
これから、なにかおかしいと思ったら職員の方が言われたように、「一般」レーンのほうにとりあえず行くことにしよう。
それにしても、背の低いソニカは、バーの間を通過できてしまうのだろうか。どうも、よく見ると各ETCレーンによって、バーの高さや長さや間隔が微妙に違うので、どこでも通過ということにはならないと思うけど・・・・。
帰り道、記念に?ETCレーンを激撮。
0 件のコメント:
コメントを投稿