2009年2月3日火曜日

MASCダートトライアル第2戦(1981年7月5日 愛知岡崎)

 朝早く出発したと思うけど、愛知県岡崎の会場に着いたのは7時を回っていたと思う。山道を少々奥にはいると、そこには、巨大な会場が出現した。

 受付、タイヤ交換、車検と済ませると大会開始時間に迫っていた。コースを下見する暇もなく、大会は始まってしまった。大きな大会だし、コースは高低差もある断崖絶壁の合間をぬっているし、コースは下見できなかったし、もう、勝つ気は全くしなかった。

 この大会を開催するMASCというチームには名物?実況アナウンサーがいて大会を盛り上げる。モータースポーツ雑誌でよく見る、実況、そして、手慣れた大会運営、それが、目の前に見え、聞こえた。

 小さなMASCカップが本部席に見えた。このMASCカップは手のひらにのせらるような小さなトロフィーだ。この小さなトロフィーがとても価値があるのだ、強豪同士の争いで勝ち取るトロフィー、3位までしかもらえないトロフィー。あのトロフィーが欲しい・・・・・。

 スタートラインは、2台並んでスタートを待つ、2第一緒に走るわけじゃぁない。時間短縮のために、1台走っているあいだにスタートする。

 1列に並んでこういうスタートするのは見たことあるけれど、2台並ぶのは初めて、しかも、自分が出場している。ドキドキ、緊張しまくった。

 どこを、どう走ったか、まったく記憶にない。ま、コースアウトやミスコースをしなかっただけマシだろう。ラリー車1クラスでの成績は7位となった。まっ、まん中あたりといったところ。

 初めての遠征は無我夢中だった。

YouTubeに、この日の写真をデジタル化、ムービー化して残そう。


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