2009年1月11日日曜日

「ラリーチームロードナイト」ゼッケン42(1981年6月21日)

 6月7日から二週間後の6月21日「ラリー-チーム・ロードナイト」主催、ダートトライアルフェスティバルin信州VOL3が開催された。

 このコースは、松本から上高地へ向かう野麦峠街道沿いにある川のプラントで、近くに新島々駅があった。

 コースは縦長といえばいいのか長い直線を往復するような感じで、2速、3速に入れるか、2速のままもっと引っ張るか、迷うような直線が多い高速コースである。

 途中には、ジャンピングスポットもあり、この先はすぐコーナーなのである。あまり飛ぶとブレーキが効かないので注意が必要だ。タイム的にはそ~っとジャンプするのが良いがどこまでスピードを落とすかが難しい。着地と同時にブレーキをかけないとインによれずタイムロスするのだ。

 この写真は、2速全開か3速で直線を目イッパイ走ってきたあとのフルターン気味のコーナー。ブレーキングポイントとハンドルを切るのとサイドブレーキを引くタイミングが腕の見せ所。

 直線から豪快にドリフトしてターンまでもってくるか、それとも、一気にブレーキングして小回りでチョイと回るか、走り(かた)の個人差が現れる。

 見ていて面白いのは豪快なドリフトブレーキング(タイムも速い)なのであるが、それをこなすドライバーは限られていた。(いまでは、鈴木スポーツの中心人物となった若き日の粟津原選手など。いずれ詳しく書こう)

 自分はとりあえず小回り派であった。この日ラリー車クラス1で3位入賞であった。 

 1位1分14秒15 KP-61
 2位1分14秒78 KP-61
 3位1分14秒90 KP-61(自分)

 1位から3位まで、すべてKP-61スターレットで14秒台の攻防となった。ちなみにラリー車クラス2では、高速コースのためか10秒台と4秒も差がついてしまう。

 このころから、100分の1秒を意識し始める。オーバーな話じゃない。100分の1秒で逃すときがあるんだ。3位では駄目なのだ、1位を狙うためには100分の1秒に勝たねばならない。

 一瞬のミスも致命的。それは、運転技術にも増して、重要なのは自分自身との戦いだ、邪念を捨て集中しなければならない。ダートトライアルに、深く、深く、はまっていくのである。

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