1980年11月2日チーム飯田ダートトライアル第5戦はいつものプラントで開催された。この日はこの大会の最終戦でシリーズチャンピオンの決定戦でもあった。
シリーズチャンピオン戦などほど遠い自分であったが、チャンピオンを狙う選手たちの走りを見られるのがとても楽しみだった。
この日は、5位に入賞した。前回3位に続いての5位で順位は下がったけど、ぜんぜん満足していた。トロフィーをもらえるだけで幸せだった。
この日の写真を見ると、フロントグリルに付いていたフォグランプがはずされている。このころからだと思う、ラリーではなくダートトライアル1本で勝負しようと決めた。だから、重いものは極力はずしたのであろう。
そうだ、この路面を見て想い出した、2回目の走行のあとリヤの下に何やら漏れているのを発見した。それは、ガソリンだった。リヤのタンクに穴が開いていた。硬い路面の石にでもぶつけたのであろう。
板金屋さんの社長さんが、固形石けんを塗り込めばよいといって探し回ってくれたが、さすがに会場には固形石けんを持っている人はいなかった。でも、主催チームの方が近くの民家に行って石けんを調達してくれた。
そして、タンクの傷口に石けんを塗り込むと不思議に漏れは止まった。ガムテープを貼ってそのまま修理工場へ入院した。その後、タンク用のアンダーガードを取り付けたのはいうまでもない。
この日の14枚の写真を[picasa]で、5秒毎のムービーにした。YouTube動画にアップしてここに残そう。
この年のダートトライアル出場はこれで終了した。そして、翌年(1981年)の1月に、鈴鹿サーキットのモトクロス場で行われた「全日本オールスターダートトライアル」を見に行くのである。
そこには、北海道から沖縄までの代表に選ばれた強者たちが、自分のカメラを待ちかまえている。モータースポーツ誌「プレイドライブ」や「オートテクニック」に掲載されている、車や選手たちが勢揃いするのだ。
そこで、まさに、凄い走りを目にするのである。
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